こどおじFIRE問題について解説します。
こどおじFIREとは?
子供部屋おじさん+FIRE(早期リタイア)の意味を示す造語です。そしてこの属性が社会全体で占める割合が増えることによる副作用がこどおじFIRE問題と呼ばれるものになります。
社会によってこどおじFIREの何が問題なのか?
社会全体でいうと生産者、労働者の減少による生産性の低下が問題になります。また、FIREすることで消費を抑える圧力がかかるため生産だけでなく消費の勢いも衰えます。これが社会の一定割合発生すること仮定すると由々しき問題であると言えるでしょう
また、FIREというごく少数しか到達できないとされる境地にこどおじパワーによって多くの人にその可能性があるとするともし一度増え出したら止まらなくなってしまうことも割とあり得ると思います。FIREする人はごくわずかだからこそ成り立っていたわけで、「じゃあ俺も」みたいなノリでこどおじFIREに踏み切る人が増えるとFIRE自体の価値も相対的に低下すると考えられます。
こどおじFIREを目指す人自体は非難できないということ
しかし、こどおじFIREをする個人にフォーカスするとそれは別に非難できるものではありません。自分で貯めた資産だけで生きていくというのも自由な選択であるべきだからです。
社会全体としてどうあるべきなのか
一定こどおじFIREが出るのは許容するとして、こどおじFIREを増やさない仕組みの構築は急務です。