長期休暇ですね.受験を終えた高校3年生や大学生は運転免許を合宿で取りに行く,と考えている方は多いのではないでしょうか.そのような層に向けた内容となっています.
合宿で取ることについて事前に不安があったりするかもしれません.ということで2017年夏に実際に合宿でMT車の運転免許を取得した僕が運転免許を合宿で取ることについてのメリットとデメリットを自身の体験を交えまとめてみます.
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合宿で取る際のメリットについて
短期間で自動車学校を卒業できる
僕が合宿で取ることにした最大の理由はこれですね.最短だと約2週間で卒業が可能です.
最短日数はAT車とMT車で1日前後の誤差はあります.MT車の方がコマ数が多いからですね.
ちなみにぼくは修了検定の技能試験で一度落ちて1日延長して終えました…
ぼくは通っていた車校では延長しても料金は変わらなかったので金銭的に不利益があったわけではありませんでした.
ただ,1日も早く家に帰りたいと思っていたので当時はかなり萎えましたね…
旅行気分が味わえる
だいたい2週間近く学校に通い続けるので宿に宿泊するわけです.
遠方の自動車学校を選べば車校に通う期間中はその地方での観光も可能ということですね.特にAT車の免許を取ろうという方は,結構合宿期間中でも時間が有り余るので観光する時間程度は十分あります.
実際,AT車で免許を取りに行ったぼくの友人は九州の車校に行って旅行も満喫していました.
本試験まですぐだから覚えたことが抜けにくい
これも結構重要だと思っています.免許を取得するまでのおおまかな流れとしては,
- 最初の1週間目で基本的な知識,運転技術を身につける(第1段階)
- 8日目に修了検定を受けて合格する
- 次の2週間目で路上で運転可能な状態にまで持って行く(第2段階)
- 卒業検定を受けて合格する
- 合宿終了,帰宅する
- 合宿終了後一年以内に住民票のある都道府県で本免学科試験を受けて合格する
- 免許証取得
といった感じです.
故に短期間で知識を詰め込むことができる合宿スタイルだと本免学科試験を一発で通りやすいと思います.ぼくは筆記試験は一発で合格でした.
短期で知識を詰め込めばほとんどの人は合格するんじゃないでしょうか…本免試験はキッチリ暗記さえしていればあとは日本語がきちんと読めるか,という感じの問題ですし.
友達ができるかもしれない
これは個人差があります(重要)
ちなみにぼくは特に友達はできませんでしたァ!
短期間とはいえ,2週間同じ宿で寝泊まりするわけですから同じ部屋の人とは当然話す期間はあります.((一人用の部屋に宿泊するというプランもあります))
したがって,合宿中のコミュニケーションによっては仲のいい友人ができたりするのかもしれませんね…(?)
筆者は典型的なコミュ障なので友人はできません,というか作る気がありませんでしたね…
その場で友達ができたら試験対策に問題の出し合いとかできるかも…?((今はスマホアプリ等で何度も一人で演習できるので実際大きなメリットになりうるわけではないかもしれない))
料金が安い
通常は月単位で車校に通って免許取得を目指すわけですが,合宿は短期間で取得可能なので総合的にかかる費用は安いです.
合宿先が遠いほど移動費はかかったりしますが…
合宿先が移動費を負担してくれるケースがあります.僕はそのケースでした.
合宿の際のデメリット
家に帰れない
これは自宅を誰よりも好む僕には結構苦痛でした.2週間ほど慣れない空間にいなくてはならないのは人によってはつらいと感じるかもしれません.
僕は最終的にはやや慣れてきてました.
知らない人と一緒に過ごす必要がある
ぼくが泊まった宿は一部屋最大4人の相部屋でした.全員大学生でしたね.
てきとうに他の学生と話はしましたが,一人を好むぼくはずっとネットサーフィンして時間を潰していました.隠キャの鏡
忘れ物をした時には残念な感じになる
ぼくは一つ県をまたいだところに合宿していました.合宿が始まって◯◯を持ってきていればよかったなーと思うことはいくつかありました.
取りに戻ることは基本的にできないので忘れ物には注意です.
食べたいものが食べられない
基本的に出先なので食べるものは合宿先で出される弁当や献立か,近くのスーパーやコンビニで購入できるものです.
僕が泊まったところでは昼食だけついているプランだったので他は自分で用意してました.
料理はできないのでカップ麺やカロリーメイトみたいなものばかり食べてましたね…
そして水分補給に常時ポカリ…
控えめに言って,身体に悪い食生活をしていたと思います.
プライベートな空間が減る
これも相部屋の場合は仕方なしですね.
費用のことを考えると,安いプランでは基本的に相部屋になります.一人部屋の場合割高だと思います.
経済面を考慮するか,2週間の自分のプライベートを取るか…これは個人差があると思います.
さいごにまとめ
大学生の長期休暇中の2週間という時間は貴重です.その大切な時間を一つの免許取得の為に投資するのならば,相応の事前準備が必要だと思います.
この記事が何らかの形で役立てて頂けたらと思ってます.それでは〜