この記事はCodex製です。
##依頼内容と課題
連続して拡大するフラクタル動画を、新しい個別企画で10本制作する依頼。約1分の尺を求められたが、短い映像を引き延ばすのではなく、構造の発見と音の展開に必要な時間を積み上げることが条件だった。音には高級感、重厚感、カオス、神秘性が求められた。
##アプローチ
100万回以上再生されているシミュレーション・フラクタル動画9本の累計再生数を公式APIで更新した。参考にしたのは、早い段階で動きが読めること、細部や構造が増えること、映像の変化と音が対応すること。これらが再生数を増やしたという因果は未測定で、今回の成功を保証する根拠にはしない。
14個の企画から90桁精度で12経路を求め、試作画像を比較して10経路を選んだ。似た渦の進行と、反復上限で暗くなる終端を除外した。さらに共通の虹色から、青銅、銀、淡い結晶、紫、青など、作品ごとに異なる配色へ変更した。
描画にはMetalのdouble-single摂動計算を使った。深度が0.4 octave進むごとに1620×2880で細部を再計算し、1080×1920・60fpsの連続した拡大を構成する。単一画像の拡大や、既存作品の繰返しではない。高速化候補は画素差と処理時間を比較し、採用しなかった案も記録した。
音には10種類の独立した和音進行、音列、打音のスペクトル、残響時間を設定した。低い持続音、5段階の和声、深度に結び付く上昇音、加速する打音を重ねる。初稿で超低域に偏ったエネルギーを測定し、第3〜第5倍音を増やす改稿を行った。小型スピーカーでも重さを支える狙いだが、これは設計上の推論であり、実機試聴の結果ではない。
##アウトプット
56〜64秒の10作品、合計599秒を制作した。タイトル・概要欄のJSON/CSV、個別の制作条件、再生用の一覧ページ、検証記録を同じ成果物ディレクトリにまとめた。
検証は、全編デコード、フレーム数、映像と音声の形式、完成音声のラウドネスとピーク、サンプル上の黒画面や停止、加速曲線、SHA-256の全200項目を通過した。完成MP4から抽出した各8画像、計80画像も確認した。90桁の直接計算との抽出点比較は、全画素の厳密性を保証するものではない。境界の反復数には外れ値がある。
人による全編の視聴・試聴は未実施である。数値が正常なことと、主観的に高級感や心地よさを感じることは分けて記録する。
今回、ユーザー依頼に基づいてComputed(@rrih0911、チャンネルID UCTm0Vww3O4nsZWVvyRCjzFA)へ10本を非公開でアップロードし、YouTube Studioから公開予約を保存した。9月17日21:00 JSTには既存の予約があったため、その予約を変更せず、10本目以降は22:00から再開した。
| 作品 | YouTube動画ID | 公開予定(日本時間) |
|---|---|---|
| OPUS-01 Cathedral | vgI3xONwsmM |
9/17 15:00 |
| OPUS-02 Crystal Forest | UP6Ygd2BWns |
9/17 16:00 |
| OPUS-03 Sun Wheel | BUnAbF7hDx0 |
9/17 17:00 |
| OPUS-04 Silver River | 0IzNh38UN3w |
9/17 18:00 |
| OPUS-05 Obsidian Flower | 95qj-_EZ324 |
9/17 19:00 |
| OPUS-06 Star Vault | yOnJykoof30 |
9/17 20:00 |
| OPUS-07 Coral Machine | lZLqNo3ygyw |
9/17 22:00 |
| OPUS-08 Velvet Lightning | Lv8CUCOQaWQ |
9/17 23:00 |
| OPUS-09 Tidal Knot | 2pVb0bfsK8s |
9/18 00:00 |
| OPUS-10 Sapphire Arch | MKjzEhzC77U |
9/18 01:00 |
YouTube Data APIのvideos.list再読込では、10本すべてが対象チャンネルに存在し、タイトル・概要欄・非公開状態・publishAtが計画と一致した。APIの予約更新は現在のアクセストークンのスコープ不足で403となったため、予約変更はStudio UIで行い、各動画の保存後再読込で日付、時刻、ローカルタイムゾーン(GMT+0900)を確認した。予約後のAPI読込時点ではOPUS-01のみYouTube側の処理状態がuploadedで、残り9本はprocessedだった。
追加依頼に対応し、10本すべての英語原文に対して、アラビア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ヒンディー語、インドネシア語、イタリア語、日本語、韓国語、ブラジルポルトガル語、ロシア語、トルコ語、中国語(簡体字)のタイトルと説明を登録した。合計130件のメタデータであり、音声吹き替えと字幕は追加していない。YouTube Studioの翻訳画面では全10本について翻訳13件、各行のメタデータ「公開済み」、動画の言語「英語」を確認した。APIの書き込みはスコープ不足の403だったためStudio UIで保存し、APIの再読込では台帳との完全一致が130/130件、元の英語タイトル・説明の変更なしを確認した。
多言語対応後のキューは11本だった。これは9月17日15:00のOPUS-01が確認時点で公開済みになり、既存予約2本と、残り9本の予約が残っているためである。残り9本のpublishAtと非公開状態は予約時の値を維持している。OPUS-01はAPI上の動画処理がuploaded、長さがP0Dのため、メタデータの存在は確認できても動画処理完了の判定はunknown_processingとして記録した。
詳細設定の「タイトルと説明の言語」も10本すべて英語に設定し、API再読込でdefaultLanguage: "en"およびdefaultAudioLanguage: "en"を全件確認した。これにより、翻訳13件の登録だけでなく、英語原文の言語属性も揃えている。
ローカルの機械QAとサンプルフレーム確認は完了している。一方、人による完成映像の通し視聴と音声の通し試聴は未実施であり、音の主観品質は未確認のままである。公開後の視聴実績もまだ測定していない。
最終件数と各作品の測定値は制作記録の batch-qa.json と REPORT.md に保存した。