FIを目指す独立生活に必要な収入額とは?独自の視点から考える

はじめに

こんにちは!この記事を書いている私は、FI(Financial Independence)を目指して独立生活を計画中。将来的には結婚や子育ても視野に入れながら、経済的な自由を手に入れたいと思っています。今回は、個人事業の収入と**資産運用(S&P500前提)**を組み合わせて、どれくらいの収入と資産が必要になるのか、具体的なシナリオをいくつか紹介しながら一緒に考えてみましょう!


私のFIと独立生活のビジョン

なぜFIと独立を目指すのか?

  • 経済的自由: 自分の時間を自由に使いたい。
  • 柔軟な働き方: 自分のペースで仕事を進めたい。
  • 将来の安心: 不測の事態にも対応できる経済基盤を築きたい。

将来のライフプラン

  • 現在の年齢: 30歳
  • 目標年齢: 60歳
  • ライフイベント:
    • 結婚: 35歳頃
    • 子育て: 35歳~45歳頃
  • 生活費:
    • 現在: 月20万円(年間240万円)
    • 結婚・子育て後: 月30万円(年間360万円)

必要な資産と収入の計算

資産運用からの収入

S&P500の年利7%を前提に考えるよ。資産運用からの年間収入は、**資産額 × 7%**で計算できる。

  • 例:
    3,000万円の資産があれば、
    3,000万円 × 0.07 = 210万円の年間パッシブインカムが得られる。

個人事業からの必要収入

60歳までは、結婚や子育てによる生活費の増加を考慮しつつ、残りの生活費を個人事業から補う必要があるよ。

  • 年間必要収入 = 総生活費 - 資産運用収入
  • 例:
    年間生活費360万円で資産運用収入210万円の場合、
    360万円 - 210万円 = 150万円を個人事業で稼ぐ必要がある。

試算例: 複数シナリオで考える

シナリオ1: 資産3,000万円の場合

  • 資産運用収入: 3,000万円 × 7% = 210万円
  • 個人事業収入: 360万円 - 210万円 = 150万円
  • 総収入: 210万円(資産) + 150万円(事業) = 360万円

シナリオ2: 資産5,000万円の場合

  • 資産運用収入: 5,000万円 × 7% = 350万円
  • 個人事業収入: 360万円 - 350万円 = 10万円
    • ポイント: 資産運用だけでほとんどの生活費をカバーできる。事業収入は補助的な役割。

シナリオ3: 資産2,000万円の場合

  • 資産運用収入: 2,000万円 × 7% = 140万円
  • 個人事業収入: 360万円 - 140万円 = 220万円
  • 総収入: 140万円(資産) + 220万円(事業) = 360万円

シナリオ4: 資産4,000万円の場合

  • 資産運用収入: 4,000万円 × 7% = 280万円
  • 個人事業収入: 360万円 - 280万円 = 80万円
  • 総収入: 280万円(資産) + 80万円(事業) = 360万円

リターンによる必要資産と事業収入の目安

資産額 年間運用収入(7%) 個人事業で必要な収入 合計
2,000万円 140万円 220万円 360万円
3,000万円 210万円 150万円 360万円
4,000万円 280万円 80万円 360万円
5,000万円 350万円 10万円 360万円
  • ポイント: 資産が増えるほど、個人事業で必要な収入は減少。資産5,000万円以上であれば、ほぼ資産運用だけで生活可能に近づく。
  • 注意: 高いリターンはリスクも伴う。資産運用の安定性を確保するために、リスク管理が重要。

税金の考慮

資産運用のリターンと税金

資産運用のリターンはほしいけど、生活費としてはそこまで期待しない方が現実的だよ。実際、資産は伸びる年もあれば下がる年もあるから、あくまで「伸びた年」があった場合に、その年だけ資産を売却して生活費に充てるイメージが理想的だよ。これにより、マーケットの変動に柔軟に対応できるし、資産を長期的に守ることができるんだ。

売却時の税金

資産を売却する際には、譲渡所得税がかかるよ。日本では、譲渡所得に対して約20.315%の税金が課されるから、資産売却時にはその分を考慮する必要があるんだ。例えば、資産を売却して得た利益が100万円なら、約20万円の税金が発生する計算になるよ。

税引き後の収入計算

資産運用のリターンから税金を引いた後の実質収入を考えると、以下のようになるよ。

  • 資産運用リターン(7%)
  • 譲渡所得税: 7% × 20.315% ≈ 1.42%
  • 実質リターン: 7% - 1.42% ≈ 5.58%

これを基に再計算すると、必要な資産額は少し増えるよ。

  • 必要資産額 = 年間生活費 / 実質リターン
  • 例: 年間生活費360万円をカバーするためには、
    360万円 ÷ 0.0558 ≈ 6,449万円が必要になるんだ。

このように、税金を考慮すると、必要な資産額は約6,450万円になるよ。


矛盾しないFIと独立のバランス

矛盾しているようだが

FIと独立を組み合わせると、一見矛盾しているように思えるかもしれない。でも、実際にはうまくバランスを取ることで、最悪稼げなくてもなんとかなるレベルに到達できるんだ。

全くの無収入を避ける

とはいえ、全くの無収入を一生やる気はないよね。だから、60歳までには何らかの事業収益を構築しておくことが重要。これにより、リスクが現実化した場合でも、資産運用と事業収入の両方から収入を得ることができるんだ。

30歳から60歳までの計画

  • 30歳から60歳まで:

    • 資産運用: 定期的に投資を続け、資産を増やす。
    • 個人事業: ビジネスを成長させ、安定した収入源を構築。
    • ライフイベント: 結婚や子育てに伴う追加の生活費を計画的に管理。
  • 60歳以降:

    • 資産運用: 主要な収入源として資産運用に依存。
    • 事業収入: 基本的には収入を得ない前提。
    • 生活費: 年金がない前提で、資産運用からの収入を最大限活用。

このように、60歳までは資産と事業の両方を活用し、60歳以降は資産運用だけで生活する計画を立てることで、リスクを分散しながら安定した経済的自由を目指せるよ。


どのくらい稼げるのか?シナリオ別試算

シナリオA: 高収入事業

  • 資産額: 4,500万円
  • 資産運用収入: 4,500万円 × 7% = 315万円
  • 個人事業収入: 360万円 - 315万円 = 45万円
  • 総収入: 315万円(資産) + 45万円(事業) = 360万円

シナリオB: 中収入事業

  • 資産額: 5,000万円
  • 資産運用収入: 5,000万円 × 7% = 350万円
  • 個人事業収入: 360万円 - 350万円 = 10万円
  • 総収入: 350万円(資産) + 10万円(事業) = 360万円

シナリオC: 低収入事業

  • 資産額: 6,450万円

  • 資産運用収入: 6,450万円 × 5.58% ≈ 360万円

  • 個人事業収入: 360万円 - 360万円 = 0万円

  • 総収入: 360万円(資産) + 0万円(事業) = 360万円

  • ポイント:

    • シナリオA: 事業収入が比較的高く、資産運用も良好なため、バランスが取れている。
    • シナリオB: 資産運用収入が事業収入をほぼカバー。事業は補助的な役割。
    • シナリオC: 資産運用のみで生活が可能。事業収入は不要だが、リスクに備えるための資産が必要。

FIのメリットと注意点

メリット

  • 経済的自由: 自分の時間を自由に使えるようになる。
  • 選択肢の増加: 好きなことに時間とお金を使える。
  • ストレス軽減: 収入源が複数あることで安心感が増す。

注意点

  • リスク管理の重要性: 投資やビジネスの失敗リスクに備える必要がある。
  • 継続的な努力: 資産運用とビジネス運営には継続的な努力が求められる。
  • 生活レベルの維持: 成功後も生活レベルを適切に維持することが大切。

矛盾しないFIと独立のバランス

矛盾しているようだが

FIと独立を組み合わせると、一見矛盾しているように思えるかもしれない。でも、実際にはうまくバランスを取ることで、最悪稼げなくてもなんとかなるレベルに到達できるんだ。

全くの無収入を避ける

とはいえ、全くの無収入を一生やる気はないよね。だから、60歳までには何らかの事業収益を構築しておくことが重要。これにより、リスクが現実化した場合でも、資産運用と事業収入の両方から収入を得ることができるんだ。


税金の考慮

資産運用のリターンと税金

資産運用のリターンはほしいけど、生活費としてはそこまで期待しない方が現実的だよ。実際、資産は伸びる年もあれば下がる年もあるから、あくまで「伸びた年」があった場合に、その年だけ資産を売却して生活費に充てるイメージが理想的だよ。これにより、マーケットの変動に柔軟に対応できるし、資産を長期的に守ることができるんだ。

売却時の税金

資産を売却する際には、譲渡所得税がかかるよ。日本では、譲渡所得に対して約20.315%の税金が課されるから、資産売却時にはその分を考慮する必要があるんだ。例えば、資産を売却して得た利益が100万円なら、約20万円の税金が発生する計算になるよ。

税引き後の収入計算

資産運用のリターンから税金を引いた後の実質収入を考えると、以下のようになるよ。

  • 資産運用リターン(7%)
  • 譲渡所得税: 7% × 20.315% ≈ 1.42%
  • 実質リターン: 7% - 1.42% ≈ 5.58%

これを基に再計算すると、必要な資産額は少し増えるよ。

  • 必要資産額 = 年間生活費 / 実質リターン
  • 例: 年間生活費360万円をカバーするためには、
    360万円 ÷ 0.0558 ≈ 6,450万円が必要になるんだ。

このように、税金を考慮すると、必要な資産額は約6,450万円になるよ。


まとめ

  • FIを目指すには、
    個人事業の収入資産運用からのパッシブインカムをバランス良く組み合わせることが鍵だよ。

  • 必要な資産額と個人事業の収入は、
    目標とする生活費、運用リターン、そして税金によって変わるから、自分に合ったプランを立てよう。

  • 資産を増やしながら、ビジネスも成長させて、
    経済的な自由を手に入れよう!

  • 継続的な努力とリスク管理、そして税金の考慮が、
    FI達成への道を支えてくれるはずだよ。