ゲーム別の立て方|マインクラフト 統合版
マイクラ統合版のサーバーの立て方
マイクラ統合版の専用サーバーは軽く、少人数なら2GBで動きます。ただ、家庭用ゲーム機からは自分で立てたサーバーに入れないので、先にどの機種で遊ぶかを確かめてから進めてください。
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この記事の結論
- 自分で立てたサーバーに入れるのは、Windows版、iPhone・iPad、Androidです。Switch、PlayStation、Xboxはサーバーを追加できないので、公式のRealmsを使います。
- 5人までなら2GB、10人までなら4GBが目安です(公式の数字はありません)。
- 2GBの月額は、12か月契約の換算でConoHa for GAMEが510円、XServer VPS for Gameが1,540円です。XServer GAMEsなら3日220円から借りられます(2026年10月15日時点・税込)。
- ポートは19132/UDP(IPv6は19133/UDP)です。TCPだけ開けてもつながりません。
結論:マイクラ統合版のサーバーはどう立てるか
最初に、一緒に遊ぶ人の機種を確かめてください。自分で立てたサーバー(レンタルを含む)に入れるのは、Windows版、iPhone・iPad、Androidです。Nintendo Switch、PlayStation、Xboxには「サーバーを追加」がないため、自前のサーバーには入れません。家庭用ゲーム機の人が一人でもいるなら、Mojang公式の有料サービス「Realms」を選ぶのが確実です。
ネット上には、家庭用ゲーム機から自前のサーバーに入るためにDNSの設定を変えるなどの非公式な方法も出回っています。仕様の変更で使えなくなることがあり、公式に認められた方法でもないので、この記事ではおすすめしません。
PCとスマホだけで遊ぶなら、立て方は次の3つです。
- 管理込みのレンタル(XServer GAMEs):3日から借りられ、統合版やPocketMine-MPを管理画面で選べます。週末だけ遊ぶ人に向いています。
- テンプレートのあるゲーム用VPS(ConoHa for GAME、XServer VPS for Game):申し込みのときに統合版を選ぶと、サーバーが入った状態で起動します。ずっと置いておくワールドがほしい人に向いています。
- 自分で構築:公式のBedrock Dedicated Server(BDS)をLinuxに入れて動かします。Javaは要りません。
マイクラ統合版を少人数で遊ぶなら、メモリ2GBのプラン
数日だけ遊ぶなら、管理込みの XServer GAMEs(3日単位)も選べます。
必要なメモリとスペック
| 必要なメモリ | 5人まで 2GB / 10人まで 4GB / 30人まで 8GB |
|---|---|
| 根拠 | 目安(公式の数字ではない):公式の数字はありません。統合版のサーバー(BDS)はJava版より軽く、少人数なら2GBで動きます。 |
| ポート | 19132/UDP(IPv6は19133/UDP) |
| サーバーソフト | Bedrock Dedicated Server(minecraft.net) |
| 主な設定ファイル | server.properties |
| テンプレート | ConoHa for GAME、XServer VPS for Game、XServer GAMEs |
統合版のサーバー(BDS)にも、公式の必要スペックはありません。Java版のサーバーよりかなり軽く、少人数なら2GBで動きます。ここでの数字は、各社の目安とよく使われている構成から出した目安です。
| 遊び方 | メモリの目安 |
|---|---|
| 5人まで | 2GB |
| 10人まで | 4GB |
| 30人まで | 8GB |
| アドオンを多く入れる | 一段上げる |
max-players の初期値は10なので、まずは10人までを想定した4GBにしておくと、人数が増えても設定を変えるだけで済みます。家族や2〜3人の友だちだけなら2GBで十分です。
重さに効くのは、人数よりも描画距離とシミュレーション距離です。view-distance と tick-distance を下げると、サーバーの負担が軽くなります。メモリの考え方はゲームサーバーのメモリの選び方にもまとめています。
料金を2GBと4GBで比べると、次のとおりです(2026年10月15日時点・税込)。
| サービス | 2GB 1か月 | 2GB 12か月(月額換算) | 4GB 12か月(月額換算) |
|---|---|---|---|
| ConoHa for GAME(長期割引パス) | 680円 | 510円 | 1,039円 |
| XServer VPS for Game | 1,980円 | 1,540円 | 2,200円 |
| XServer GAMEs | 30日730円 | - | 4GBは30日1,460円 |
ConoHaの長期割引パスは、2026年11月13日17時までのキャンペーン価格で、新規の購入だけが対象です。ConoHaの2GBは時間課金なら1時間3.7円、月の上限は2,033円です。
レンタル(テンプレート)で立てる手順
ConoHa for GAME、XServer VPS for Game、XServer GAMEsのどれも、統合版のサーバーを選べます。
- メモリのプランを選ぶ(5人までなら2GB、10人までなら4GB)
- イメージやアプリケーションの選択で、Minecraftの統合版(Bedrock)を選ぶ
- rootパスワードを決めて申し込む
- 起動したら、管理画面に出るIPアドレスとポート番号(初期値19132)を控える
- マイクラの「遊ぶ」→「サーバー」タブ →「サーバーを追加」に、IPアドレスとポートを入れる
XServer GAMEsは、統合版のほかにPocketMine-MPも選べます。プラグインを入れたい人は、申し込みのときに選んでおくと楽です。XServer VPS for Gameは、Java版の各種サーバーと並んで統合版のテンプレートが用意されています。
テンプレートで立てたサーバーは、管理画面からバージョンを上げられるものが多く、統合版の頻繁な更新に追いつく手間が減ります。数日だけならXServer GAMEsの2GBが3日220円で、初回と更新の料金は同じです。
対応ゲームの多さならここ
XServer VPS for Game
テンプレート30タイトル、新作への対応が早い
月1,265円〜(2GB・36か月)
自分で立てる手順(Ubuntu 24.04)
BDSは、公式サイト(minecraft.net)の「Bedrock Dedicated Server」のページから、Ubuntu用のzipをダウンロードします。Steamのアプリではないので、SteamCMDは使いません。Javaも要りません。
BDSを置いて起動する
sudo apt update
sudo apt install -y unzip
mkdir -p ~/bedrock && cd ~/bedrock
# minecraft.net からダウンロードした bedrock-server-x.x.x.x.zip をここに置く
unzip bedrock-server-*.zip
LD_LIBRARY_PATH=. ./bedrock_server
起動すると、ログに待ち受けているポート(IPv4は19132、IPv6は19133)が出ます。止めるときはコンソールで stop と打ちます。
常駐させる
ログアウトしても動き続けるように、tmux の中で起動しておくのが手軽です。
sudo apt install -y tmux
tmux new -s bedrock
cd ~/bedrock && LD_LIBRARY_PATH=. ./bedrock_server
# Ctrl+B を押してから D で抜ける。戻るときは tmux attach -t bedrock
systemdで動かすこともできますが、BDSはコンソールからコマンドを打つ場面が多いので、少人数なら tmux のほうが扱いやすいです。
ポートを開ける
統合版は19132番のUDPを使います。IPv6でも受けるなら19133番のUDPも開けます。
sudo ufw allow OpenSSH
sudo ufw allow 19132/udp
sudo ufw allow 19133/udp
sudo ufw enable
UDPなので、ファイアウォールでTCPだけを開けてしまうとつながりません。VPSの管理画面にパケットフィルターがある場合は、そちらでもUDPの19132番を許可してください。自宅に立てるときのルーターの設定はポート開放のやり方にまとめています。
接続のしかた
Windows版、iPhone・iPad、Androidからは、「遊ぶ」→「サーバー」タブの下にある「サーバーを追加」から入ります。サーバー名は好きな名前でよく、サーバーアドレスにIPアドレス、ポートに19132を入れて保存します。
Nintendo Switch、PlayStation、Xboxの統合版には「サーバーを追加」がなく、公式の提携サーバーしか選べません。自分で立てたサーバーやレンタルのサーバーには、そのままでは入れません。家庭用ゲーム機の友だちと遊ぶなら、Realmsを使ってください。Realmsはサーバーの管理が要らず、招待した人だけが入れます。
統合版のサーバーには、Java版のクライアントは入れません。Java版の友だちと遊ぶなら、マイクラJava版のサーバーの立て方を見て、別に立ててください。
接続には、クライアントとサーバーのバージョンがそろっている必要があります。スマホのアプリが自動で更新されたあとに入れなくなったら、まずサーバー側のバージョンを確かめてください。
よく変える設定
設定は、BDSのフォルダの server.properties にあります。書き換えたあとは、サーバーを再起動すると反映されます。
| 項目 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| server-name | サーバーの名前 | server-name=Friends World |
| gamemode | ゲームモード | gamemode=survival |
| difficulty | 難易度 | difficulty=normal |
| max-players | 最大人数(初期値10) | max-players=10 |
| allow-list | 許可した人だけ入れる | allow-list=true |
| online-mode | Xboxアカウントの認証 | online-mode=true |
| view-distance | 描画距離 | view-distance=16 |
| tick-distance | シミュレーションする距離 | tick-distance=4 |
| server-port | IPv4のポート | server-port=19132 |
統合版では、入れる人を決める設定の名前が allow-list です(Java版は white-list)。allowlist.json に名前を書くか、コンソールで allowlist add プレイヤー名 と打って追加します。online-mode=true のままにしておくと、Xboxアカウントでサインインした人だけが入れるので、なりすましを防げます。
管理者にしたい人は、コンソールで op プレイヤー名 と打つか、permissions.json に書きます。
バックアップと移行
ワールドは、BDSのフォルダの中の worlds フォルダに入っています。server.properties の level-name と同じ名前のフォルダが、いま使っているワールドです。
cd ~/bedrock
tar czf ~/bedrock-backup-$(date +%Y%m%d).tar.gz worlds server.properties allowlist.json permissions.json
動いているあいだにコピーすると、書き込み途中のファイルが混ざることがあります。サーバーを止めてからコピーするか、コンソールで save hold を打ってから取り、終わったら save resume で戻します。
BDSを新しいバージョンに上げるときは、新しいzipを展開すると worlds や server.properties が上書きされることがあります。上のバックアップを取ってから展開し、終わったらこの4つを戻してください。
スマホやWindowsで遊んでいたワールドを移すときは、ワールドを .mcworld 形式でエクスポートし、拡張子を .zip に変えて展開します。中身をサーバーの worlds/ワールド名 フォルダに置き、level-name にそのフォルダ名を書きます。
よくあるトラブル
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 接続がタイムアウトする | UDPの19132番が開いていない | ufwとVPS管理画面の両方でUDPを許可する |
| 「サーバーを追加」が見つからない | Switch・PS・Xboxでは項目がない | Realmsを使う |
| アプリの更新後に入れなくなった | サーバーのバージョンが古い | 新しいBDSを入れる、管理画面で更新する |
| 更新したらワールドが消えた | zipの展開で上書きされた | バックアップから worlds と設定を戻す |
| 知らない人が入ってくる | allow-listが無効 | allow-list=true にして許可する人を追加する |
よくある質問
QSwitchから自分で立てた統合版サーバーに入れますか?
ANintendo Switch、PlayStation、Xboxの統合版には「サーバーを追加」の項目がなく、公式の提携サーバーしか選べません。自分で立てたサーバーには、そのままでは入れません。家庭用ゲーム機の友だちと遊ぶなら、Mojang公式の有料サービスのRealmsを使うのが確実です。
Q統合版のサーバーは何GBあればいいですか?
A公式の必要スペックはありませんが、統合版のサーバー(BDS)はJava版より軽く、5人までなら2GBで動くのが目安です。10人なら4GB、アドオンを多く入れるなら一段上げてください。
Qサーバーに入れなくなったのはなぜですか?
A統合版はクライアントが自動で更新されるので、サーバーのバージョンが古いままだと入れなくなります。自分で立てた場合は新しいBDSを入れ直し、テンプレートで立てた場合は管理画面からバージョンを上げてください。
QJava版の友だちと同じサーバーで遊べますか?
A統合版のサーバーには統合版のクライアントしか入れません。Java版の友だちと遊ぶには、Java版のサーバーを別に立てる必要があります。
QConoHaの安い料金はいつまでですか?
A記事の長期割引パスの料金は、2026年11月13日17時までのキャンペーン価格で、新しくパスを買うときだけ使えます。更新やプラン変更には使えません。