ゲーム別の立て方|Valheim(ヴァルヘイム)
Valheimの専用サーバーの立て方
Valheim(ヴァルヘイム)は最大10人で遊べる北欧サバイバルです。専用サーバーを立てると、ホストがいなくてもワールドがいつでも開いた状態になります。
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この記事の結論
- 開発元は必要メモリを出していません。wikiの目安は最低2GB・推奨4GB以上で、5人までなら4GB、10人なら8GBあると安心です。
- 4GBの月額は、12か月契約の換算でConoHa for GAMEが1,039円、XServer VPS for Gameが2,200円です。XServer GAMEsは3日438円からです(2026年10月15日時点・税込)。
- ポートは2456〜2457/UDPです。SteamCMDのアプリIDは896660で、設定ファイルはなく起動時の引数で決めます。
- Xbox版やGame Pass版の友だちと遊ぶなら、起動の引数に -crossplay を足します。
結論:Valheimのサーバーはどう立てるか
Valheimの専用サーバーは比較的軽く、少人数なら4GBで動きます。立て方は次の3つです。
- 管理込みのレンタル(XServer GAMEs):3日438円から借りられ、管理画面で操作できます。ボスを倒すまでの数週間だけ、のように期間を決めて遊ぶ人に向いています。
- テンプレートのあるゲーム用VPS(ConoHa for GAME、XServer VPS for Game):申し込みのときにValheimを選ぶと、サーバーが入った状態で起動します。何か月も同じワールドで建築を続ける人に向いています。
- 自分で構築:SteamCMDで専用サーバーを入れ、起動の引数でサーバー名やワールドを決めます。MOD(BepInEx)を入れたい人は、この方法かVPSのテンプレートに手を加える形になります。
長く遊ぶなら、テンプレートのあるゲーム用VPSが手間と料金のバランスがよいです。
Valheimを少人数で遊ぶなら、メモリ4GBのプラン
数日だけ遊ぶなら、管理込みの XServer GAMEs(3日単位)も選べます。
必要なメモリとスペック
| 必要なメモリ | 5人まで 4GB / 10人まで 8GB |
|---|---|
| 根拠 | 目安(公式の数字ではない):公式の数字はありません。wikiの目安は最低2GB・推奨4GB以上。10人で拠点が育ったワールドは8GBあると安心です。 |
| ポート | 2456〜2457/UDP |
| サーバーソフト | SteamCMD アプリID 896660 |
| 主な設定ファイル | 起動引数(設定ファイルなし) |
| テンプレート | ConoHa for GAME、XServer VPS for Game、XServer GAMEs |
Valheimの開発元は、専用サーバーの必要メモリを数字で出していません。wikiの非公式の目安は、最低がメモリ2GB・4コア、推奨がメモリ4GB以上・6コアです。新しいワールドで使うメモリは1.8〜2.4GBほどで、読み込まれる場所が増えるごとに増えていくとされています。
| 人数 | メモリの目安 |
|---|---|
| 5人まで | 4GB |
| 6〜10人 | 8GB |
| MOD(BepInEx)を入れる | 一段上げる |
建築が進んで拠点が大きくなると、そのぶん重くなります。みんながばらばらに探索すると、読み込まれる場所が増えるのも効いてきます。10人近くで長く遊ぶなら8GBにしておくと安心です。
CPUは、探索で新しい場所を生成するときに負担がかかります。ゲーム用VPSの4GBプランは4コア、8GBプランは6コアあるので、目安の範囲に入っています。メモリの考え方はゲームサーバーのメモリの選び方にもまとめています。
料金を4GBと8GBで比べると、次のとおりです(2026年10月15日時点・税込)。
| サービス | 4GB 1か月 | 4GB 12か月(月額換算) | 8GB 12か月(月額換算) |
|---|---|---|---|
| ConoHa for GAME(長期割引パス) | 1,270円 | 1,039円 | 1,832円 |
| XServer VPS for Game | 2,640円 | 2,200円 | 4,400円 |
| XServer GAMEs | 3日438円から | - | - |
ConoHaの長期割引パスは、2026年11月13日17時までのキャンペーン価格で、新規の購入だけが対象です。ConoHaは時間課金もあり、4GBは1時間6.6円(月の上限3,608円)、8GBは1時間13.2円(月の上限7,348円)です。
レンタル(テンプレート)で立てる手順
ConoHa for GAME、XServer VPS for Game、XServer GAMEsのどれも、Valheimを選べます。
- メモリのプランを選ぶ(5人までなら4GB、10人なら8GB)
- イメージやアプリケーションの選択でValheimを選ぶ
- rootパスワードを決めて申し込む
- 起動したら、管理画面に出るIPアドレスを控える
- サーバー名、ワールド名、パスワードを設定する(テンプレートによって管理画面か起動の設定で行う)
- ゲームからIPアドレスで接続する
ConoHa for GAMEとXServer VPS for Gameは、どちらもValheimのテンプレートがあり、サーバーの中身は自分で触れます。MODを入れたり、ワールドのファイルを差し替えたりしたいなら、この2つが向いています。XServer GAMEsは、期間を決めて借りる管理込みのサービスで、3日438円からです。
パスワードは、5文字以上で、サーバー名を含まないものにしてください。条件に合わないと、サーバーが起動しないことがあります。
対応ゲームの多さならここ
XServer VPS for Game
テンプレート30タイトル、新作への対応が早い
月1,265円〜(2GB・36か月)
自分で立てる手順(Ubuntu 24.04)
SteamCMDを入れてから、Valheimの専用サーバー(アプリID 896660)をダウンロードします。SteamCMDの入れ方はSteamCMDの使い方でも説明しています。
SteamCMDと専用サーバーを入れる
sudo add-apt-repository multiverse
sudo dpkg --add-architecture i386
sudo apt update
sudo apt install -y steamcmd
steamcmd +login anonymous +app_update 896660 validate +quit
インストール先は、多くの場合 ~/.steam/steam/steamapps/common/Valheim dedicated server/ です。環境で変わることがあるので、見つからないときは find ~ -name valheim_server.x86_64 で探してください。
クロスプレイを使うなら、追加のライブラリも入れておきます。
sudo apt install -y libpulse-dev libatomic1 libc6
起動する
ダウンロードしたフォルダには、起動用の start_server.sh が入っています。中の起動行を、自分のサーバーに合わせて書き換えます。アップデートで上書きされることがあるので、別の名前でコピーしてから書き換えると安全です。
cd ~/.steam/steam/steamapps/common/"Valheim dedicated server"
cp start_server.sh start_myserver.sh
# start_myserver.sh の起動行を次のように書き換える
./valheim_server.x86_64 -nographics -batchmode -name "Friends Valheim" -port 2456 -world "Dedicated" -password "secret123" -public 0
ログアウトしても動き続けるように、tmux の中で ./start_myserver.sh を実行するか、systemdのサービスにしておきます。
ポートを開ける
Valheimは、指定したポートとその次の番号を使います。初期値では2456番と2457番のUDPです。
sudo ufw allow OpenSSH
sudo ufw allow 2456:2457/udp
sudo ufw enable
VPSの管理画面にパケットフィルターがある場合は、そちらでも同じ範囲を許可してください。自宅に立てるときのルーターの設定はポート開放のやり方にまとめています。
接続のしかた
Steam版からは、「ゲームを開始」→ キャラクターを選ぶ →「サーバーに参加」→「IPを入力」で、IPアドレス:2456 を入れて接続します。-public 1 で起動していれば、サーバー一覧から名前で探すこともできます。
Xbox版やPC Game Pass(Microsoft Store)版の友だちと遊ぶなら、起動の引数に -crossplay を足します。
./valheim_server.x86_64 -nographics -batchmode -name "Friends Valheim" -port 2456 -world "Dedicated" -password "secret123" -public 0 -crossplay
-crossplay をつけると、サーバーはPlayFabを使うクロスプレイの仕組みで動きます。公式の案内では、IPアドレスとポート、参加コード、サーバー一覧のどれからでも入れるとされています。参加コードは、サーバーの起動ログに出ます。
Linuxでクロスプレイのサーバーが動かないときは、上で書いた追加のライブラリが入っているかを確かめてください。
よく変える設定
Valheimの専用サーバーには、ほかのゲームのような設定ファイルがありません。すべて起動時の引数で決めます。
| 項目 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| -name | サーバー一覧に出る名前 | -name "Friends Valheim" |
| -port | 使うポート(指定した番号と次の番号) | -port 2456 |
| -world | ワールドの名前。同じ名前なら同じワールドを読み込む | -world "Dedicated" |
| -password | 入るときのパスワード | -password "secret123" |
| -public | 1でサーバー一覧に出す、0で出さない | -public 0 |
| -crossplay | クロスプレイの仕組みで動かす | -crossplay |
| -savedir | ワールドと権限ファイルの保存先を変える | -savedir /home/ubuntu/valheim-data |
| -saveinterval | 自動保存の間隔(秒) | -saveinterval 1200 |
| -backups | 自動バックアップを残す数 | -backups 4 |
管理者やBANは、保存先のフォルダにある adminlist.txt、bannedlist.txt、permittedlist.txt に、1行に1つずつSteamのID(steamID64)を書いて決めます。permittedlist.txt に書いた人だけが入れるようにもできます。行の中に空白やコメントを入れないようにしてください。
バックアップと移行
ワールドは、Linuxなら ~/.config/unity3d/IronGate/Valheim/worlds_local/ に保存されます(-savedir を指定した場合はその下)。ワールド名の .db と .fwl の2つのファイルで1つのワールドです。
cd ~/.config/unity3d/IronGate/Valheim
tar czf ~/valheim-$(date +%Y%m%d).tar.gz worlds_local adminlist.txt bannedlist.txt permittedlist.txt
自動保存の途中でコピーしないように、バックアップはサーバーを止めてから取るのが確実です。-backups を指定しておくと、サーバー自身も古いセーブを残してくれます。
自分のPCで遊んでいたワールドをサーバーに移すときは、PCの保存先から .db と .fwl を持ってきます。Windowsなら %USERPROFILE%\AppData\LocalLow\IronGate\Valheim\worlds_local にあります。サーバーの worlds_local にコピーし、-world にそのワールド名を指定して起動します。
別のレンタルサーバーから移す場合も、同じ2つのファイルと、権限のテキストファイルを持ってくれば移せます。ワールドの中身はファイルに入っているので、キャラクターは各プレイヤーのPC側に残ります。
よくあるトラブル
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| サーバーに接続できない | UDPの2456〜2457番が開いていない | ufwとVPS管理画面の両方で範囲を許可する |
| サーバーが起動しない | パスワードが短い、サーバー名を含む | 5文字以上で、サーバー名を含まないものにする |
| Xbox版の友だちが入れない | -crossplay をつけていない | 引数に -crossplay を足し、追加のライブラリを入れる |
| ワールドが新しくなった | -world の名前が違う | 移したファイルと同じワールド名を指定する |
| 建築が進んで重くなった | メモリ不足 | 8GBのプランに上げる |
よくある質問
QValheimのサーバーは何GBあればいいですか?
A開発元の公式の数字はありません。wikiの目安は最低2GB、推奨4GB以上です。5人までなら4GB、10人で建築が進んだワールドを遊ぶなら8GBにしておくと安心です。
Q最大何人まで入れますか?
ASteamのストアページでは1〜10人です。MODを使わない通常のサーバーでは、10人を前提に考えてください。
QXbox版やGame Pass版の友だちと遊べますか?
Aサーバーを -crossplay つきで起動すると、PlayFabを使うクロスプレイの仕組みに切り替わり、Steam版以外からも入れるようになります。IPアドレスとポートのほか、参加コードやサーバー一覧からも入れます。
Q自分のPCで遊んでいたワールドをサーバーに移せますか?
A移せます。ワールド名の .db と .fwl の2つのファイルをサーバーの worlds_local フォルダにコピーし、起動の引数 -world に同じ名前を指定します。
QConoHaの安い料金はいつまでですか?
A記事の長期割引パスの料金は、2026年11月13日17時までのキャンペーン価格で、新しくパスを買うときだけ使えます。更新やプラン変更には使えません。