ゲーム別の立て方|マインクラフト Java版
マイクラJava版のサーバーの立て方
マイクラJava版で、ホストがいなくても入れるワールドを作るには専用サーバーを立てます。レンタルで立てる方法と、Ubuntuに自分で立てる方法の両方を書きます。
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この記事の結論
- 4人までのバニラやPaperなら4GB、20人前後なら8GB、大型MODパックは16GBからが目安です(公式の数字はありません)。
- 4GBの月額は、12か月契約の換算でConoHa for GAMEが1,039円、XServer VPS for Gameが2,200円です(2026年10月15日時点・税込)。
- 数日だけ遊ぶなら、XServer GAMEsの4GBが3日438円、30日1,460円です。
- 自分で立てるなら、1.20.5〜1.21.xはJava 21、26.1以降はJava 25が必要で、ポートは25565/TCPです。
結論:マイクラJava版のサーバーはどう立てるか
立て方は大きく3つあります。どれを選ぶかは、遊ぶ期間と、どこまで自分で触りたいかで決まります。
- 管理込みのレンタル(XServer GAMEs):数日から借りられて、管理画面からバージョンやMODサーバーの種類を選べます。週末だけ遊ぶ人や、Linuxを触りたくない人に向いています。
- テンプレートのあるゲーム用VPS(ConoHa for GAME、XServer VPS for Game):申し込みのときにMinecraftを選ぶと、サーバーが入った状態で起動します。長く遊ぶ人、プラグインやMODを自分で入れたい人に向いています。
- 自分で構築(普通のVPSや自宅のPC):Javaを入れて server.jar を起動する手順を自分で行います。仕組みを知りたい人や、すでにLinuxの環境がある人に向いています。
いちばん手間が少ないのはテンプレートのあるゲーム用VPSで、料金も月単位で見ると安くなりやすいです。
マイクラJava版を少人数で遊ぶなら、メモリ4GBのプラン
数日だけ遊ぶなら、管理込みの XServer GAMEs(3日単位)も選べます。
必要なメモリとスペック
| 必要なメモリ | 4人まで 4GB / 20人まで 8GB / 50人まで 16GB / 100人まで 32GB |
|---|---|
| 根拠 | 目安(公式の数字ではない):公式の数字はありません。バニラ・Paperで4人なら4GB、20人前後なら8GBが各社の目安です。大型MODパックは16GBから。 |
| ポート | 25565/TCP |
| サーバーソフト | server.jar(minecraft.net)、Java 21 |
| 主な設定ファイル | server.properties |
| テンプレート | ConoHa for GAME、XServer VPS for Game、XServer GAMEs |
マイクラJava版のサーバーには、Mojangが出している公式の必要スペックがありません。ここでの数字は、各社の目安と、よく使われている構成から出した目安です。
| 遊び方 | メモリの目安 |
|---|---|
| バニラ・Paperで4人まで | 4GB |
| バニラ・Paperで20人前後 | 8GB |
| 50人前後 | 16GB |
| プラグインを多めに入れる | 一段上げる |
| Forge・NeoForgeの大型MODパック | 16GB以上 |
XServer GAMEsの目安は、2GBで3人まで、4GBで4〜5人まで、8GBで20人まで、16GBで50人までとなっています。ただ、ワールドを広く探索したり、村や自動化装置を増やしたりすると重くなっていきます。長く遊ぶつもりなら、最初から少し余裕を見ておくほうが安心です。
人数よりも効いてくるのが、同時に読み込まれる範囲の広さです。みんなが別々の方向に探索すると、そのぶんチャンクの読み込みが増えます。全員が同じ拠点にいることが多いなら、表より一段下でも動くことがあります。
CPUは、マイクラのサーバーではコア数よりも1コアあたりの速さが効きます。ConoHa for GAMEとXServer VPS for Gameの4GBプランはどちらも4コアあるので、少人数ならCPUで困ることはあまりありません。メモリの考え方はゲームサーバーのメモリの選び方にもまとめています。
料金を4GBで比べると、次のとおりです(2026年10月15日時点・税込)。
| サービス | 1か月 | 12か月(月額換算) | 36か月(月額換算) |
|---|---|---|---|
| ConoHa for GAME(長期割引パス) | 1,270円 | 1,039円 | 981円 |
| XServer VPS for Game | 2,640円 | 2,200円 | 2,035円 |
| XServer GAMEs | 30日1,460円 | - | - |
ConoHaの長期割引パスは、2026年11月13日17時までのキャンペーン価格で、新規の購入だけが対象です。ConoHaには時間課金もあり、4GBは1時間6.6円、月の上限は3,608円です。8GBにすると、ConoHaの12か月が1,832円、XServer VPS for Gameの12か月が4,400円、XServer GAMEsの30日が2,500円です。
レンタル(テンプレート)で立てる手順
テンプレートのあるサービスなら、申し込みの流れの中でサーバーの準備が終わります。
- メモリのプランを選ぶ(4人までのバニラなら4GB)
- イメージやアプリケーションの選択でMinecraftを選ぶ(MODサーバーにするなら、ここで種類を選ぶ)
- rootパスワードを決めて申し込む
- 起動したら、管理画面に出るIPアドレスを控える
- マイクラの「マルチプレイ」→「サーバーを追加」に、そのIPアドレスを入れる
各社で違うのは、最初から選べるサーバーの種類です。XServer VPS for Gameは、Java版のほかに Paper、Spigot、Purpur、Fabric、Forge、NeoForge、Mohist、SpongeVanilla を選べます。XServer GAMEsも、Java版に加えて Forge、Paper、NeoForge、Fabric、Quilt、Folia などを選べます。ConoHa for GAMEもMinecraftのテンプレートがあります。
MODサーバーを作りたいなら、申し込みのときに種類を選んでおくと、あとから入れ直す手間がありません。バニラで始めてあとからPaperに変えることもできますが、ワールドのフォルダの扱いが変わることがあるので、変える前にバックアップを取ってください。
数日だけ遊ぶならXServer GAMEsが向いています。2GBは3日220円、4GBは3日438円で、初回と更新の料金は同じです。自動で更新されるので、遊び終わったら更新を止めておきます。
対応ゲームの多さならここ
XServer VPS for Game
テンプレート30タイトル、新作への対応が早い
月1,265円〜(2GB・36か月)
自分で立てる手順(Ubuntu 24.04)
テンプレートを使わずに、普通のVPSや自宅のLinuxに立てる手順です。Java版のサーバーはSteamのアプリではないので、SteamCMDは使いません。公式サイト(minecraft.net)のサーバーのダウンロードページから server.jar を取ってきます。
Javaを入れる
必要なJavaのバージョンは、マイクラのバージョンで変わります。1.20.5〜1.21.x のサーバーにはJava 21が、2026年3月の26.1以降にはJava 25が必要です。今から最新版で立てるなら、Java 25を入れます。
sudo apt update
sudo apt install -y openjdk-25-jre-headless
java -version
1.21.x のワールドをそのまま動かしたい場合は、openjdk-21-jre-headless を入れます。Javaが古いと、起動したときに UnsupportedClassVersionError が出て止まります。
サーバーを起動する
サーバー用のフォルダを作り、server.jar を置きます。最初の起動は、EULAへの同意ファイルを作るために一度止まります。
mkdir -p ~/minecraft && cd ~/minecraft
# minecraft.net からダウンロードした server.jar をここに置く
java -Xms3G -Xmx3G -jar server.jar nogui
止まると eula.txt ができるので、中身を eula=true に書き換えてから、もう一度起動します。
sed -i 's/eula=false/eula=true/' eula.txt
java -Xms3G -Xmx3G -jar server.jar nogui
-Xmx はサーバーに使わせるメモリの上限です。VPSのメモリが4GBなら、OSのぶんを残して3GBくらいにしておきます。メモリをすべてJavaに渡すと、OSが足りなくなってサーバーごと止まることがあります。
常駐させる
ログアウトしても動き続けるように、systemdのサービスにしておくと楽です。ユーザー名やパスは環境に合わせて変えてください。
# /etc/systemd/system/minecraft.service
[Unit]
Description=Minecraft Java Server
After=network.target
[Service]
User=ubuntu
WorkingDirectory=/home/ubuntu/minecraft
ExecStart=/usr/bin/java -Xms3G -Xmx3G -jar server.jar nogui
Restart=on-failure
[Install]
WantedBy=multi-user.target
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl enable --now minecraft
コンソールでコマンドを打ちたいなら、systemdではなく tmux の中で起動するほうが扱いやすいです。
ポートを開ける
Java版のサーバーは25565番のTCPを使います。UFWを使っているなら次のように開けます。
sudo ufw allow OpenSSH
sudo ufw allow 25565/tcp
sudo ufw enable
VPSの場合、OSのファイアウォールとは別に、管理画面にもパケットフィルターやセキュリティグループの設定があることが多いです。両方で25565番を許可してください。自宅に立てるときは、ルーターのポート開放も要ります。手順はポート開放のやり方にまとめています。
接続のしかた
Java版のクライアントからは、「マルチプレイ」→「サーバーを追加」で、サーバーのアドレスにIPアドレスを入れます。ポートが初期値の25565なら、ポート番号は書かなくてもつながります。ポートを変えた場合は IPアドレス:ポート番号 の形で入れます。
Java版のサーバーに入れるのは、Java版のクライアントだけです。統合版(スマホ、Switch、PlayStation、Xbox、Windowsの統合版)からは入れません。統合版の友だちとも遊びたいなら、統合版のサーバーを別に用意します。立て方はマイクラ統合版のサーバーの立て方に書いています。
クライアントとサーバーのバージョンがずれていると、「サーバーが古い」「クライアントが古い」と出て入れません。ランチャーの起動構成でバージョンを合わせるか、サーバー側を上げてください。
よく変える設定
設定は、server.jar と同じフォルダの server.properties にあります。書き換えたあとは、サーバーを再起動すると反映されます。
| 項目 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| max-players | 最大人数(初期値20) | max-players=10 |
| white-list | 許可した人だけ入れる | white-list=true |
| difficulty | 難易度 | difficulty=normal |
| gamemode | 初期のゲームモード | gamemode=survival |
| view-distance | 描画するチャンクの距離 | view-distance=8 |
| motd | サーバー一覧に出る説明 | motd=Friends World |
| server-port | 待ち受けるポート | server-port=25565 |
| level-seed | ワールドのシード値 | level-seed=12345 |
友だちだけで遊ぶなら、white-list=true にして、サーバーのコンソールで whitelist add プレイヤー名 と打って入れる人を決めておくと、知らない人に入られません。管理者にしたい人は op プレイヤー名 で権限を渡します。
view-distance を下げると、遠くのチャンクの読み込みが減ってサーバーが軽くなります。重いと感じたら、まず8くらいに下げてみてください。
バックアップと移行
ワールドは、サーバーのフォルダの中の world フォルダに入っています(level-name を変えた場合はその名前です)。バックアップは、サーバーを止めてからこのフォルダをまるごとコピーします。
sudo systemctl stop minecraft
tar czf ~/world-$(date +%Y%m%d).tar.gz -C ~/minecraft world
sudo systemctl start minecraft
シングルプレイのワールドをサーバーに移すときは、手元のPCの .minecraft/saves/ワールド名 フォルダを、サーバーの world フォルダと入れ替えます。PaperやSpigotでは、ネザーとエンドが world_nether と world_the_end に分かれるので、移すときはこの形に合わせる必要があります。
別のレンタルサーバーから移す場合も、やることは同じです。元のサーバーからワールドのフォルダと server.properties、whitelist.json、ops.json を持ってきて、新しいサーバーに置きます。サーバーのバージョンは、元と同じか新しいものにしてください。新しいバージョンで開いたワールドは、古いバージョンに戻せません。
よくあるトラブル
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 接続がタイムアウトする | 25565/TCPが開いていない | OSのファイアウォールと、VPS管理画面のパケットフィルターの両方を確かめる |
| 起動してすぐ止まる | EULAに同意していない | eula.txt を eula=true にして再起動する |
| UnsupportedClassVersionError | Javaが古い | 1.21.xはJava 21、26.1以降はJava 25を入れる |
| サーバーが重い・カクつく | メモリ不足、描画距離が広い | view-distanceを下げる、-Xmxを見直す、プランを上げる |
| サーバーごと落ちる | -XmxをVPSのメモリいっぱいにしている | OSのぶんとして1GBほど残す |
| 入れるが「バージョンが違う」と出る | クライアントとサーバーのバージョン違い | ランチャーでバージョンを合わせる |
よくある質問
QマイクラJava版のサーバーは何GBあればいいですか?
AMojangは公式の必要スペックを出していません。各社の目安では、バニラやPaperで4人までなら4GB、20人前後なら8GBです。ForgeやNeoForgeの大型MODパックを入れるなら16GBから考えてください。
QJava版のサーバーに統合版(スマホやSwitch)から入れますか?
AJava版のサーバーには、そのままではJava版のクライアントしか入れません。統合版の友だちと遊ぶなら、統合版のサーバーを別に立てます。
Qサーバーを起動するとすぐ止まってしまいます。
A最初の起動は、EULAへの同意を求めるために止まる仕様です。できた eula.txt を eula=true に書き換えてから、もう一度起動してください。Javaのバージョンが古い場合も起動しないので、java -version で確かめます。
QMODサーバーもレンタルで立てられますか?
AXServer VPS for Gameは、Java版のほかにPaper、Spigot、Purpur、Fabric、Forge、NeoForgeなどを最初から選べます。XServer GAMEsも、ForgeやFabric、NeoForgeなどを選べます。
QConoHaの安い料金はいつまでですか?
A記事の長期割引パスの料金は、2026年11月13日17時までのキャンペーン価格で、新しくパスを買うときだけに使えます。更新やプラン変更には使えないので、契約の前に公式ページで確かめてください。